POSH Micro X S240の代替バッテリー自作

こんにちは。

 

私はPOSH Micro X S240という非常に小さいAndroidを所有しています。用途はラジオと音楽を再生する事です。この小さいスマホの後継機に、Unihertzより発売されている Jelly Proがあります。Jelly Proはサクサク動くスペックなので評価が高く実用的ですが、Micro X S240は文字を打つのも一苦労な低スペックスマホです。

低スペックではありますが、ラジオや音楽を聴くだけならストレスも少ないので愛用しています。ところがこのスマホのバッテリーが膨らんでしまい常時充電しないと突然落ちるようになってしまいました。

 

端子部も曲がっています。

 

そのままだと電池が外れてしまうので、女性用のシューズバンドで固定していました。

 

本体は壊れていないためバッテリーを買いたいのですが、既に品切れしていて中古しか手に入りません。私と同じ境遇の方は多いと思うのでそんな方へむけて代替バッテリーの作り方を紹介したいと思います。リチウムイオン電池を改造する危険な内容になるのであくまで「紹介」として受け取って欲しいと思います。発火しても私は責任を持てません。

 

はじめに

短く内容を紹介します。市販のバッテリーを買い、ケースを剥いでそのサイズを薄くし、サーミスタの抵抗を固定抵抗器で偽装します。

 

まずバッテリーを買う

ベースとなるバッテリーを買います。私はスマホのバッテリースペースに縦横のサイズが収まる物を買いました。オリジナルが3.8vなので理想は同じ電圧のものを買うべきですが、それだと選択肢が少ないため3.7vのカメラ用バッテリーを買いました。2019/11/04確認時668円です。

CANON キヤノン PowerShot S100 S110 の NB-5L 互換 バッテリー ロワジャパン

 

このバッテリーはサイズがオリジナルに近く縦と横が少し小さいのでバッテリースペースに余裕で収まります(高さがあるのでケースは使えません)。

 

端子の位置や順番(外側からマイナス、サーミスタ、プラス)もオリジナル(上がそれ)とほぼ同じですがそのままでは端子の位置が高すぎます。

 

この辺も干渉します。簡単に削れます。

 

バッテリーを改造する

ここからは危険な行為であることを頭において読んでください。お勧めはしません。

 

バッテリー端子がある面の下側全体をヤスリで擦って薄くし、それから左下に穴を開けました。ヤスリは爪ヤスリが便利です。ダイソーで買えますが硬いタイプを買ってください。硬いタイプは棒アイスの木の棒やプラスチック定規並の硬さで、柔らかいタイプは厚紙みたいな弾力です。

 

赤丸部分に配線がありました。奥にあるので切る心配は無かったんですが注意すべきポイントです。赤い物体は両面テープです(簡単に剥がせます)。

 

そして開けた隙間から小さなハサミで切ります。両面テープの存在からも分かる通り、ハサミが入る隙間がありました。非常に危険なのでもしあなたの買ったバッテリーに隙間が無ければ別の方法を探すべきです。

 

そしてこうです。

 

下の画像にある赤枠で囲った部分は絶縁されていましたが、剥いだため端子がかなり下まで降りてきました。電池本体を改造するのはこれで終了です。おそらく削りカスで内部がかなり汚れていると思います。私は無水エタノールをかけて洗い流した後エアダスターでアルコールとゴミを吹き飛ばして一晩放置しましたが危険だと思います。お勧めしません。

 

サーミスタの抵抗を偽装する

リチウムイオン電池にはプラスとマイナスの他にサーミスタという端子が付いていることが多いです。このサーミスタは温度によって抵抗が変化し、この値によってバッテリーの温度が管理されています。大体は10kΩが室温での値です。ところがMicro X S240のバッテリーはこれが40kΩです。私は専門家ではなく電気関係に詳しくないのですが、これはかなり珍しい値だと思います。

 

そのため普通に抵抗10kΩの電池を使用すると「温度が高すぎる」というアラートが表示され充電が出来ません。

Over Battery Temperature

Your battery is over temperature, please remove the battery!

 

なのでサーミスタの抵抗を40kΩに偽装します。しかし私は10kΩの固定抵抗器しか持っていなかったので4つ繋げて40kΩにしました。

 

切って

 

はんだ付けします。

 

そして先端をこうします。

 

そして曲げて

 

電池の真ん中(サーミスタ)を絶縁して

 

 

マイナスと絶縁した真ん中(サーミスタ)に置いてずれないように固定します。

 

これで充電できるようになりました。最初から40kΩ辺りの固定抵抗器があればハンダ付けしなくていいのでもっと楽です。

 

 

横から見ると電池と抵抗器が飛び出しているのが分かります。バックパネルを付けるのは諦めましょう。

 

ちなみに電池の固定方法ですが、私はコマンドタブという引っ張って剥がせる両面テープを使いました。

スリーエム コマンドタブ はりかえ用タブ Mサイズ

サイズMです。2回貼り直しましたが電池を壊さずに剥がせました。普通の両面テープでもいいでしょうが、バッテリーが曲がるかスマホが割れるかもしれません。リチウムイオン電池にダメージが加わると簡単に発火するので気をつけてください。

 

このコマンドタブは分厚いので貼ると少し電池とスマホの間に隙間が出来ます。そのため接触が悪くなるデメリットがあります。電池の下に貼ってますが分厚さが分かりますか?

 

満充電後に5時間繋げっぱなしでも問題ありませんでした。異常な発熱も特にありません。

オリジナルの電池は650mAhで今回改造した電池は1120mAhです。電池持ちを比較したいんですが前のバッテリーが膨れて二年経つのでどんな感じだったか覚えてないです…。FMラジオを聴くと2時間で15%くらい減りました。録音したラジオ番組や音楽を聴くだけならかなりバッテリーが持ちます。

膨らんだ電池と比べると今回作った電池が圧倒的に持ちがいいです(当たり前ですけどね)。

 

こんな感じで満充電を知らせるアラートが表示されます。トリクル充電(充電器に繋ぎっぱで使うこと)しても特に問題ありませんでした。

 

 

 

以上です。

 

 

 

 

 

The post, I wrote to present to make a new battery POSH Micro X s240 yourself.
We can make a battery from NB-5L, It’s a battery for a Canon camera, but we must camouflage the resistance to 40Ω.
I used 4 resistors because it’s 10Ω each, 10Ω x 4 = 40Ω, but if you already have a resistor 40Ω, it’s easier.
The modification of Lithium-ion battery is very dangerous, so I do not recommend it. The post is a presentation, not advice.

 

Thank you.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です