続きです。ROM焼きをしたい方はx-PartsからCWMを導入しないでCWM-Install.rarを使いましょう。
XDAからCWM-Install.rarをダウンロードしてください。Xperia MiniはUSBデバッグを有効にしてPCに繋ぎます。そしてCWM-Install.rarの中にあるinstall-cwm2.cmdをクリックします。install-cwm1.cmdではないですよ。後は支持に従えばあっさりと完了します。機種によっては端末を操作してRoot権限を許可する必要が有るようですが、Xperia Miniなら勝手に許可されると思います。ではPCからUSBを外して再起動しましょう。SONYのロゴがパッと明るくなったらトントンとボリュームダウンキーを連打します。成功していたらリカバリーモードに入るはずです。バックアップの仕方もリストアの仕方もx-Partsで紹介した方法と全く同じです。こちらの方法で導入したCWMだとROM焼きも可能です。バックアップファイルもx-Partsと共用できます。ただしその場合、リストア後はCWMもリストアされます。
つまり先にx-PartsでCWMを導入してバックアップを取り、次にCWM-Install.rarで導入したCWMで初めのバックアップファイルをリストアするとCWMのバージョンもx-Parts版に戻ります。順番を逆にするとx-Parts版CWMでリストアしたのにCWM-Install.rar版になります。ややこしいでしょうか…
最後にx-Parts版、CWM-Install.rar版に関係なくCWMの注意点。ROMが違う状態で作ったバックアップファイルをリストアすると起動しなくなります。つまりストックROMで作ったバックアップファイルをカスタムROMを焼いた状態でリストアすると起動しませんし、ストックROMでもGBで作ったバックアップファイルをICSでリストアすることは出来ません。リストアは同一ROMのみ有効です。そして同一ROMでも注意点があります。まず開発途中のROMを焼いてバックアップを取り、次に改良版のROMを焼いて先のバックアップファイルをリストアするとバグも引き継がれる事があります。具体的にはWi-Fiが繋がらないバグを抱えたROMでバックアップを取り、そのバグを解消したROMを焼いてリストアしてもWi-Fiの挙動がおかしいままになります。注意してください。この場合はTitanium Backupを使ったほうが便利ですよ。