やはりGoogle Mapsのちらつき解消はIONでしか無理?

 最近2chとXDAで「PMEM採用カーネルでもバージョン8のGoogle Mapsなら画面がちらつかない」というレスを見かけたので検証してみました。この記事はPMEM採用カーネルで、Android4.1以降のROMで発生する問題の検証です。結果はちらつきました。

 

今回検証で使用したROMはCarbonRomの2014年5月25日版です。IONではなくPMEMを採用しています。IONとPMEMって何?という方はこちらをご覧ください。

 

 

まずGoogle Mapsのバージョン7.0.2

 ちらつきが発生しますね。一度アプリを停止して再度立ち上げると治りますが、そのうちまた発生します。

b2ap3_thumbnail_flicker1.png

 

 

続いてバージョン8.0.0

 こ、これは更に酷い…

b2ap3_thumbnail_flicker2.png

 

 

 実は当初、「見てください!Ver.8から問題解決ですよ!」という喜びの内容になると期待していたのですが全くダメでした。やはりPMEMではバージョン6が一番いいですね。描写もサクサクですし。私はIONだろうがバージョン6.14.4を愛用しています。これは距離と傾斜がすぐに分かる機能が付いていて見知らぬ土地でも距離感が具体的に把握出来ます。7以降この機能は使えません。

b2ap3_thumbnail_MAP.png

 

5月25日版CarbonRomのカーネルはPMEM

 公式サポートから外されてしまったCarbonRomですが、最後にビルドされたROMが非公式でダウンロード出来ます。非公式とはいえvishal_android freak氏自身がアップロードされたものなので信頼出来るでしょう。

 

 ダウンロードリンクはこちら。 Live with Walkman、Xperia Mini Pro、Xperia active、Xperia Mini、Xperia Ray の5機種ですね。

 

 今回のバージョンはかなり安定していて動きも軽快ですが、カーネルにはIONではなくPMEMを採用しています。IONとPMEMって何?という方はこちらをご覧ください。

 

 実は以前、vishal_android freak氏は「PMEMに戻ることに決めた。IONはまだ不安定だし、安定してバグの無いROMを諦めて不安定なカーネルを使うのがいいことだと思わない」とレスされていました。つまり安定性のためPMEMを再び採用したみたいです。

 

 実際、私が今まで焼いたCM11の中で今回が一番安定しています。そんな素晴らしいROMですが、PMEM採用カーネルだとGoogle Mapsの表示がおかしくなるのでないかと不安になりますよね?しかしそれは杞憂なのです!

 

 なぜ杞憂なのか簡単に書くと、現在公開されているGoogle Mapsのバージョン8.00はPMEMでも正常に表示されるようになっています!!!

 

※追記です。完全に早とちりでした。検証した所、ちらつきが発生しました。よければ下の記事をご覧ください。

やはりGoogle Mapsのちらつき解消はIONでしか無理?

LegacyXperiaのデータサイズに注意

 LXをダウンロードする際はデータサイズをよく確認してみてください。新しいROMが公開された直後は「ファイルが壊れていた」 「CWMで焼くとエラーが起こって焼けない」という報告を時々見かけます。

 

 

 こちらの画像をご覧ください。一番下の2013年12月11日版のデータサイズは37.6MBです。これはアップロードされている途中なのですが、この状態でもダウンロード出来ます。

b2ap3_thumbnail_LXDL.png

 

 流石に37.6MBは変だと気付くでしょうが、今度はついうっかりダウンロードしてしまうかも…?

b2ap3_thumbnail_LXDL2.png

 

 実際6回ダウンロードされていますね。本来のデータサイズは170MB以上なので、このまま焼くと不具合が起こること必須です。