そして解決しました。
AndroidにはGoogle謹製の「メッセージ」というアプリがあり、今はデフォルトでこのアプリがインストールされているスマホも多いと思います。
このアプリにはRCSチャット機能が付いており、このアプリを使用する者同士かつお互いRCSチャットを有効にしているのなら電話代無料でSMSのようなメッセージが使用できます。以前はユーザーが意図的にこれを有効にする必要がありましたが、今は逆に自動的に有効となります。
最近Appleが方針転換しRCSに対応することを決定、そのためiOS18からもしかしたらAndroid ↔ iOS間でも電話番号だけで無料メッセージが可能になるかもしれません。とても夢があふれる話です。
ところがこのRCSチャットは改造されているAndroidスマホでは無効化されます。以前は使えていた場合でも突然使えなくなります。
https://www.androidpolice.com/google-blocking-rcs-google-messages-rooted-android-phones/
https://gigazine.net/news/20240304-google-messages-blocking-rcs-rooted-android/
やっかいなことに「改造された環境のため〜」みたいな表示は一切なく、設定では全く問題ないのに無効化されます。そのため実際にチャットを開始しようとして初めて異変に気付くのです。
この解決には今の所Magiskを導入し、Zygiskを有効にしてPlay Integrity Fixモジュールをインストールするしかありません。といっても難しいことは何もなく、ただインストールするだけです。pif.jsonを編集する必要もありません。私はLineageOS 21ですがv16.9のインストールだけで再びRCSチャットが使えるようになりました。
それにしても、昔は不要アプリを消したい、バッテリードレインを解消したい、広告ブロックしたいからroot化していましたが、今や完全に「改造検知を避ける」ただそれだけの為にroot化するようになりました。
以上です。