帰ってきたCarbonRom

 Android4.4を採用したカスタムROMの中でも安定したパフォーマンスを発揮していたCarbonRomが帰ってきました。それも再びIONを採用しています。※IONって何?

 

 IONを採用

 一度IONを採用した後「安定性を妥協して、まだ不安定なIONを使う気はない」と宣言してPMEMカーネルへと再び戻ることを決めたvishal_android freak氏ですが、ついに再度IONが採用されました。本スレのタイトルにもIONと書かれています。

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 再度IONが採用されたため、クリーンインストールが求められています。クリーンインストールとはLXのCM11を初めて焼く場合に求められる手順の事です。ここのRequirements: とSteps required for correct installation (order is important): をよくお読みになってください。

 

 Gappsについては指定されていないようです。私はLX推奨のGappsを焼いています。現時点ではこちらのMinimal Edition 160DPI を利用しています。

 

 

電池持ち

 現在は9月22日版と9月30日版が有りますが、30日版は焼いたばかりなので待機時にどのくらい減るかまだ調べていません。 なので22日版のグラフを参考として提示します。

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不具合

 

 22日版にはSDカードにアプリを置くことが出来ず、そのためLink2SDが使えないという不具合があったようですが、30日版で解決された?らしいです。私はアプリは本体に残しているので確認していません。それと、GPSが利用できない不具合が22日版で発生しましたが、30日版では解消されていました。

 

 CarbonRomは本当に質が高いのでお勧めですよ。そして開発者様に感謝です。

 

Nightly build 20140906 – cm-11.0とGAPPS

今回のLXはかなり軽快な動きです。とはいえ焼いたばかりなのでレビューは出来ません。今回はGAppsについての記事です。

 

推奨GAppsが変更

 今まではBaNkS氏が管理するGAppsがLXにより推奨されていましたが、BaNkS氏がこれ以上アップデートしないと宣言、スレッドも閉鎖されました。

(約三年間担当したそうで、最近とても忙しくなったのでこれ以上は無理、という事のようです。有り難うございました。)

 引退に伴いLXの推奨GAppsも変更になったのですが、通常のGAppsに加え少し面白いファイルが公開されています。こちらが推奨GAppsの本スレです

 

 

選べる3つのGApps

 まず今回の推奨GAppsは「 Minimal Edition 」だけなのですが、他に「 Minimal X 」と「 Minimal X+ 」の2つ、合計3つが公開されています。違いは何か?

まず「 Minimal Edition 」は普通にGoogle Playやその他必須な機能をインストールしますが、後の2つは肥大化するROMをスリムにするという目的を持っています。

 

 

具体的には?

 つまり、「 Minimal X 」と「 Minimal X+ 」の2つには焼くとシステムファイルから無駄と判断されたファイルを消す機能があります。以下スクリーンショットを取りましたのでご覧ください。

 

Minimal Edition を焼いた場合の内部ストレージとRAM

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Minimal X の場合

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 内部ストレージとRAMがそれぞれスリムになったのが分かりますね。システムファイルを幾つか消去した結果です。では「 Minimal X 」と「 Minimal X+ 」の違いは何か?簡単に書けば「 Minimal X+ 」は「 Minimal X 」より更に多くのシステムファイルを消します。

 

 詳しくは本スレをご覧ください。何が消えるのか説明もされています。ちなみに、「 Minimal X 」を焼いた結果カメラが消えました。しかし「 CM Apps 」というアプリでCyanogenModのカメラがインストール出来ます。Google Playリンク

 

 

消えたシステムファイルを戻したい

 試していませんが、リカバリー起動してROMを焼き直したあと、「 Minimal Edition 」を焼けば元に戻ると思います。本スレではどのGAppsでも焼いた後はキャッシュとDalvikキャッシュを消すように求められていますので従いましょう。

OmniSwitchでアプリ間移動

 これがOmniSwitchです。Android4.4なら非rootでも一部機能が使えます。一部と書きましたが凄く便利ですよ。

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 ここにzipフォルダとapkがあります。ただし非rootならzipは必要ありません。私はrootを取っていないNexus7 2012にapkだけインストールしました。zipはCWMで焼くのだと思いますが私は使っていないので説明できません。

 

 OmniSwitchを有効にするにはアプリ一覧からOmniSwitchを見つけて立ち上げます。そして画面右上のトグルをONにします。青い色の染みが画面端に現れるので左にスワイプしてください。最近使ったアプリが表示されます。

 

 OVERLAY という項目内にあるButtonsをタップすると最近使ったアプリ一覧の上に表示されるボタンを選べます。といってもデフォルトだと全部表示されるのでチェックを外すか並び順を変えるかを選びます。並び順は左端の点々をドラッグして変えます。私はSettingsとApp drawerを有効にしています。App drawer はアプリ一覧を表示するボタンです。

 

 DRAG HANDLE 項目のPosition and size で画面の右か左のどちらに置くか選べます。更に青い染みをドラッグして位置を決めることが出来ます。台形のアイコンをドラッグして染みの長さを調整出来ます。

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 QUICK SWITCHER を私は使っていないのですが有効にして染みを長押しすると最近使ったアプリが大きく表示されます。そのまま指を水平に動かせばアプリも合わせて次々と表示され、指を離せばそのアプリが決定され立ち上がります。